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2018.12.3

「川崎重工」×「シスメックス」=「メディカロイドの強み」

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メディカロイドの強みは、川崎重工の産業用ロボットの技術、そしてシスメックスの医療分野で培われた深い知見を掛け合わせることにより、新しい価値をお客様に提供できることです。

川崎重工の産業用ロボットについて

川崎重工は、日本初の産業用ロボットの国産化に成功し、以来、日本のものづくりの発展とともに、各方面のお客様からの多大なる支援のもと、産業用ロボットのパイオニアとして事業を展開してきました。世界の産業ロボット市場において、日本産ロボットのシェアが55%である一方、医療用ロボット市場においては米国産ロボットが約80%を占めております。世界の産業用ロボット市場を支える日本の技術、その一役を担う川崎重工の技術とノウハウは、手術支援ロボットをはじめ多くの医療用ロボットにも応用することが可能であるという期待のもと、メディカロイドは開発に着手しております。
例えば、人のすぐそばでも安心して一緒に働くことができる共存ロボット(双腕スカラロボット)を開発し、導入コスト・時間を短縮することで、ロボット導入の幅を拡大した実績が川崎重工にはあります。メディカロイドはこの技術を応用し、限られたスペースで行われる手術環境において、医療従事者が精緻な手技を行うことを支援し、さらなる安全性と信頼性の向上に貢献していきたいと考えております。「人との共存」が可能であるロボット、人に仕え、人の能力を拡張させるロボットがメディカロイドの目指すロボットの姿です。

シスメックスの医療機器ビジネスの基盤について

シスメックスはヘルスケア領域で50年の歴史と経験を有しており190カ国以上へ製品・サポートをお届けしています。特に血球計数検査(ヘマトロジー)分野では、グローバルシェアNo.1の企業です。人の命にかかわる医療において、シスメックスは検体検査の技術水準の向上や標準化を通じて、医療従事者の皆さまに安心をお届けしてきました。
特徴的なサービスとして、IoT技術を駆使したカスタマーサポートをお客様に提供しています。このサービスは、お客様に安心して製品をご使用いただくために、機器の遠隔モニタリングによる故障予測やリモートメンテナンスが可能なネットワークシステムに加え、現場にいるお客様をサポートするコールセンターおよびフィールドエンジニアによる24時間365日サポート体制を構築しています。
また、海外の各統括現地法人も、地域特性に応じたサービスを展開しています。結果、米国の調査会社による血球分析装置に関するユーザー調査(IMV ServiceTrak)では、サービス全体に対する米国顧客満足度において、Sysmex Americaは12年連続最高点を獲得しています。メディカロイドは、この知見とノウハウを当社のビジネスにも大いに活用できると考えており、医療従事者の皆様にいつでも安心して医療用ロボットをご使用いただくためのサービスの提供を目指してまいります。

次の記事では、2017年にメディカロイドが発売した手術台「SOT VerciaTM ヴェルシア手術台」について記載しております。

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